玩具写真機合同展弐千弐拾壱

みな、ごけしきいかがなりや。
画廊・アビイの吹雪大樹なり。


銀塩膜写真週間にて二年ぶりに復活といふこの出来事!
大坂の五つの写真画廊にて銀塩膜写真に関する写真展をそれぞれ企て催す。
かたは南船場(心斎橋・長堀橋)、谷町六丁目、近鉄今里、帝塚山なり。
乗換案内駆使し行かまほしき会場をぐわんぐわんとありきたまへ!


画廊・アビィと言はば玩具写真機!といふことによりて「銀塩膜玩具写真機」に撮りし写真ばかりの展覧会「玩具写真機合同展弐千弐拾壱」を催す。


玩具写真機がいと恋しき君には理のこと、玩具写真機とは何ぞそわ?といふ人にも勧めたてまつらまほしき展示なり!

玩具写真機による写真をば楽しみたまへ!


かくて、展示を観るばかりならぬ・・・!

アビィへ越したまひしおまらうどより抽選に「銀塩膜玩具写真機」差し上ぐ!
写真機の名は「PRINCE」と言ふ。思ひなしに昭和四十年代の製品なり。
35粍銀塩膜を使ふ。たぶん壊れたらぬ、くっさめ。


いと貴重なる物なり!


なほ、この写真機を取得されし君は、来年の玩具写真機合同展にこの写真機に象りし作品に出展し給ふ。これは強制なり。もとより交じり費は有料なり!有料なり!(大事なれば二たび言ひしぞ)


といふよしに、アビィに来ば配布せる宝くじをいかにも持ち帰りたまへ。会期終はり後に当選番号を発表すれば、定めて写真機受け取りに来たまへ。


すなはち、この写真機が当選せば写真撮り展示すといふ気概のおわす方のみ、宝くじを取りたまへ!!


ゆめゆめ罰遊びならず。新しき天下の扉を開くる兆しなり。さ思ひたまへ!