石原タクシー

こんにちは、ギラリー・アビィの吹雪です!
今回もよろしくお願い致します!
ソイヤッ!

で、今日(10/14)までなんですけど、
妻がギャラリー・アビィで個展してるんですよ。

これがも~、チョー壊れやすい展示物でして、
しかも、メッチャかさばる!

自宅に山積みのこれらをどうやってアビィへ運ぶか!
っていうビッグプロジェクトがありまして!

宅急便ではブッ壊れて届きそうですし、
電車じゃ数が多すぎて何往復もしそう!
ということで素直にタクシーを使うことにしました。

そして運命の10月7日、搬入日・・・!

自宅から大通りに出て
タクシー拾って乗り込むとそのタクシー会社が
「石原タクシー」って名前だったんですよ!

うわーーー!やっちまった!
こんな壊れやすいものを運ぶときに、

よりによって石原ですよ、石原!

大変じゃないですか!石原軍団って!

なんでか道路の真ん中にドラム缶とか積んであって
よけて端っこ走ればいいのに
わざわざ真正面から乗り上げて
横転したあげく爆発したりするでしょ!

いやマジでホンマ、
展示物爆発したら搬入できなくなる!

ってもう、タクシー乗ってるあいだ、
ずっと西部警察のテーマ曲が
脳内でヘビーローテーションですってば!

だがしかし!

石原タクシーの運転手さんは
なんと44年間無事故ということで
お陰様で無事に搬入できました。
ありがとうございます。


ということで、僕的にバズった(いつ?)ので
ここでひとつ宣伝させてくださいッ!

10月25日(金)20時から「フィルムスキャン教室」をやります!

場所はギャラリー・アビィ。講義時間は2時間。
参加費は2500円、定員10名です。

現代においては、フィルム撮影だからと言って
スキャン(=デジタル化)は避けられないプロセスです。

苦手な人はお店のプロに任せるのもアリですが、
自分で出来るならそのほうがモット面白い!
写真の明るさや色調をコントロールする勉強にもなりますよ~

で、たとえばですが!
家のビデオデッキで録った昔のVHSビデオを
パソコンに取り込んでどれだけ加工しても
けっしてハイビジョン画質にはならないんです。

が!

フィルムで作ってる昔の映画やドラマですと
1コマずつスキャンしてデジタル化すれば
その時代の最新画質で観ることができるんですよ!
HDリマスターとか、よく聞くでしょ!アレです!

「フィルムは新しくなることができる」

これがデジタルと大きく違う要素だと僕は思っています。

ウワー、格言っぽい!

たとえばさっきの西部警察も
DVD用にリマスターされて・・・

最初のと映像の鮮明さが全然違うでしょ~!

フィルム動画は1秒間24コマで、
西部警察1話あたりだいたい45分とすると
64800コマもあるんですよ!

これをいちいちスキャンして
色の揺らぎや傷をレタッチして映像にする。
ぎょえー!大変!

それを思えば
写真のスキャン1コマなんて楽勝!

昔やったことあるけど納得できなかったって人も
ちゃんとした機材と正しい技術があれば
フィルム本来の情報量を活かして
デジタル化することができますよ!

ってことで、お気軽に受講してください~ッぇ!


・・・・・・・・


ああ、今年も僕担当のコラムは今回でオシマイ!
無事にふざけ抜くことができました?!

いえ!違います!

実はこのコラム2回分の内容が
ギャラリー代表展示の僕の作品に
リンクされております!

ふざけてるだけじゃないんですよ!
壮大な計画ですよ!まさかでしょ!

みなさま、交互気体!