プリントしましょう。プリントでみましょう。

先日の台風は大変な被害を置いていきました。被災された方に心からお見舞い申し上げます。

今回の水害で、さまざまな品物とともに、多くの思い出もなくされたことと思います。

その中で写真について思いますのは、そのほとんどが水に弱いということです。特に最近のデジタル写真は、カメラはもちろんのこと、記録媒体も水に浸かると完全にオシャカです。東北の大震災の時もそうだったのですが、残ったのは紙焼き、つまりプリントした写真です。(フィルムも残ったと思います。)今回の水害が天災か人災かは別にしても、大切な人生の記録が一瞬にして無くなるのはとても辛いものもです。よく言われることですが、過去には戻れないです。

もう一つは、最近は写真作品を見るのに、スマホやパソコンのディスプレイが当たり前になってます。そのことは、それによって手軽に作品が見れることになり、写真作品が大変身近になったと思いますが、これもよく言われることですが、便利になったことによって失われたものをしっかりと見ておく必要があると思います。

最近はプリント用紙売れてないそうです。このことと、作品をディスプレイでのみ見ることが広がって、写真ギャラリーへ行く足が遠のいていかないようにと願ってます。

やっぱり、写真はプリントで見ましょう。